期待されるマニュアルとは?②
更新日:2020年5月29日
マニュアルを使用する「ユーザーと環境」を考える
「製品/サービス」のマニュアルを制作する上で、ターゲットにする「ユーザー」とマニュアルを使用する「環境」を考慮して、以下の要素を考慮したマニュアルを「プランニング」する必要があります。
「いつ」
「どこで」
「だれが」
「なにを」
「どのように」
たとえば、「一般家庭用 食器洗い乾燥機 設置マニュアル」の場合・・・
いつ:食器乾燥機の設置時
どこで:一般家庭の流し場付近
だれが:指定工事業者
なにを:設置方法や潜在する脅威(漏電、火災、水漏れ など)、特定保守製品であることの記載
どのように:「設置前の注意→設置手順→試運転→引き渡し」の構成、設置工程の脅威(危険/警告/注意)を喚起
上記の各項目を満たすマニュアルが必要になります。
マニュアルには、
段階的に設置することで安全に工事が完了する流れ(全体の構成)、誤って認識しないように理解できる文章(一文一意)、手順の文書をイメージしやすくするための図(テクニカルイラスト)を挿入することで、設置時の「脅威を回避」し、「一定品質」の施工完了を期待できるマニュアル(しかけ)を制作することができます。
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